って、どこへ? ミスター・ナイトライフ~山田鉄馬のハード&ルーズ日記
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HN:
チーム鉄馬
HP:
性別:
男性
自己紹介:
我らの鉄馬さんはミスターナイトライフとか色々言われるけど、何とでも言ってやって下さい~^^;
そんなわけで色々書いていただこうと思ってます。
ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
m(_ _)m
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真の女性は「日本で一番、ゴールドの似合う女」
黄金咲ちひろちゃんです~
*注:鉄馬さんの愛人ではありません(笑)
そんなわけで色々書いていただこうと思ってます。
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団 鬼六死す!~エピソード1
<ー遭遇ー
団 鬼六との邂逅があってから数年が経っていた或る日、
偶然、まったくのプライベートで、思わぬ遭遇をした。
その日のことが忘れられない。
生まれて半年ばかりの長男、凌馬と妻の美佐子を連れ立って、
大宮八幡宮(杉並区永福町近く)で散歩していた時のことだった。
遠くから、幼児の手を引いて、よたよたと歩いてくる老人がいた。
手には釣竿とバケツ。
すれ違うまで気づかなかった。
よくある爺と孫の風景ぐらいにしか思っていなかった。
団先生だった。
「あれ!団先生!」
「ありゃ!山田くん!」
こんな時、男というものは不思議なもので、照れてしまう。
互いに頭をポリポリしながら、
「こんなところで会うとはね~!」
仕事柄、我々の場合、あまりプライベートは明かさないし、関与しなかった。それまでは。
その時、初めて人間、団鬼六を知った。
手に引いていた幼子とは、当時、小学校に上がる前の団先生の愛息、
ノブちゃん(信彦くん)だった。
団先生が再婚した安紀子夫人との間にできた次男坊。
55歳の頃に授かっていたので、
この時、団先生は還暦を過ぎた頃だったと思う。
さぞかし、可愛がっていたのだろう。
「うん、これからちょっと釣堀にね。息子の信彦だよ」
ただの好々爺だった。
「そうでしたか~」
先生のなんとなく気まずい気持ちは察したので、深くは突っ込まずに、
「いっぱい釣れたらいいね~!」
とノブちゃんに声を掛け、
気もそぞろに妻と息子を紹介し、
「先生、それではまた~」とその場は別れたのだった。
のち、先生と飲む時、あの日のことが思い出され、
互いに照れ笑いするのだった。
あの日以来、互いに秘密を分かち合うように、
対外的には一線を画して付き合ってきたのだった。
なにせ、団先生は「悦楽の帝王」だったし、
私は私で「ミスター・ナイトライフ」といわれていたのだから。
合掌
――遊びをせんと生まれけむ。
戯れせんとや生まれけむ。
遊ぶ子供の声聞けば
我が身さえこそ動(ゆる)がるれ――
(団先生の好きな言葉part3=梁塵秘抄より)
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日本に少し元気がない時に、また寂しい話題が…。
あちらの国でもご友人相手に、豪快にダンディズムを語られているのでしょう。
合掌。