そんなわけで色々書いていただこうと思ってます。
ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
m(_ _)m
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写真の女性は「日本で一番、ゴールドの似合う女」
黄金咲ちひろちゃんです~
*注:鉄馬さんの愛人ではありません(笑)
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角海老事件の背景
ペリリューの出張から帰った翌日の夕方、「角海老グループの鈴木会長が逮捕された。コメントをいただきたい」と、報知社会部のT記者から連絡が入った。すでに逮捕から1週間以上経過しているという。T記者は当然この事件を私も周知と思い、吉原の内情を取材するつもりだったらしい。
しかし出張から帰ったばかりで寝耳に水のことだったので、正直信じられない思いだった。私が知らなかったではカッコウがつかないので「今はたて込んでいるので、あとでこちらから連絡します」と、その場は逃げた。
急いで各方面に取材してみると、容疑内容は売春防止法の「場所提供」ということだった。そんなありきたりの容疑で?他店ならともかく、それは角海老にはありえないだろう?
これまた妙と感じ、さらに取材を進めると、「同グループの幹部が情報喫茶の運営にも手を染め、それを当局には届けず、リネン配送センターと虚偽報告していたことが発覚して当局をいたく刺激することになった」--というのが真相のようだ。
「情報喫茶を運営していたのは周辺の関係者だったらみんな知っていること」
なんだとか。
だとしたら、さもありなん。いやあ、それはいくらなんでもまずい。当局を舐めすぎだ。当局のプライド、ズタズタじゃないか。情報喫茶なんてのは、風営法の「客の誘引」にモロにかぶるところで、完璧な風営法違反だし。
歴史と伝統と格式を重んじ、業界最大手として、リーダー的な存在である同グループの、しかも鈴木会長が逮捕されたということは意外でもあり、また逮捕の真相が情報喫茶の絡みだったとすれば、ちょっと情けなくも感じる。
業界潰しのみせしめ摘発という捉え方もあるが、為政者もそこまで愚かであるとは私はおもいたくない。そもそも石原都政の歌舞伎町浄化作戦から始まった風俗粛清の嵐は来るところまできた、という感慨はぬぐえないが、ここまでだろう。
YESorNO、どちらかはっきりしないと満足できない合理主義者の典型、石原都知事のやり方は2000年以上の歴史を持つ日本の固有の文化土壌にはあてはまらないということだ。
YESorNOで割り切れるほど、人生も社会も単純ではないし、YESorNOで大自然も宇宙も割り切れるはずもない。それをもっとも理解し、たくみに包含した文化を長い年月をかけて醸成したのが日本文化であり、世界に誇れるオリジナリティではなかったか。
江戸吉原から連綿と続いた遊郭文化はすでにないけれど、かろうじて規制されつつも、時には為政者に守られ、育てられきたのが世界に冠たるアナログ文化の最高峰、ニッポン風俗なのだ。
それを「臭いものには蓋をしろ」、つまりは裏に引っ込めろと、ことごとく規制に乗り出したのが石原都政だった。
表むきは綺麗になった。しかし、水面下に潜るとどういうことになるか。ゆっくりと腐った膿みがやがて社会の表層に噴出してくることになるだろう。
すでに社会のここかしこで、「狂った果実」のごとく、犯罪の萌芽が芽吹き始めている。
ブログへのご訪問、ありがとうございました。
障害者政策一つとっても、YesやNoで割り切ることのできないものも、沢山あります。
何でも、そう単純ではないですね。
また来させて頂きます。
宜しくお願いします。
風俗綺譚シリーズ読まさせていただき、大変勉強になりました。
アップされていないものも読みたくなりました。
本とかにはなっていないのでしょうか?
しかし出版不況の折、休刊が決定し、継続を中断しておりました。このブログでアップされているのは、ちょうど連載最後の方となる歌舞伎町編の部分です。それ以前のものはバックナンバーで見るしかありません。時期をみて、一冊の本にするつもりです。申し訳ありません。
これからもよろしくです!